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大規模修繕の際なら、漏水の対応もしっかりできることがある!?

2022.10.05

こんにちは。収益物件課・営業部の林です。
ここのところ台風時期に入りました。荒天の日も多くなっていますね。

 

ということで、先日なのですが、豪雨の翌日に、こんな連絡が入りました…
「ビルの3階の天井から漏水がありました。なるべく早めに見ていただけませんか」

こんな時は初動が大切です。なんといっても早期発見・早期解決が一番ですから。
とは言え鉄骨造3階建てのビルで、建物の3階という高い箇所での漏水です。通常、現場の調査にも限界があります。ところが…

 

実は、こちらのオーナー様から、ちょうどビルの大規模修繕の依頼をいただいていました。工事の範囲も仕様もすべて決まり、その準備期間中の出来事だったのです。当然、大規模修繕の際は建物外周に足場を組みますから、屋上はもちろん、3階の高さの外壁面の調査もしっかり可能なわけです。

そこで早急に準備をすすめ、足場着工後、早々に散水テストを行い、漏水箇所を特定したうえで対処していくことにしました。

建物の漏水をこじらせると、あとが大変です。
やみくもに手をつけますと収拾がつかなくなり、何度工事をしても回復の見込みがないような、そんな出費のかさむ困った事態もみられます。やはり…散水テスト→漏水箇所特定→工事内容選択→工事実施→止水テストと極力適した工事と検証に努め、尚且つ、しっかり記録・履歴を残すのがいちばん!

以前にも、とあるオーナー様より漏水で連絡をいただき、その時も3階部分からの漏水でした。
その方はしっかり対処しておきたいのでというご意向が強く、わざわざ足場を組んで散水テストから行いました。
その甲斐あって、現在は問題なく運用されています。
建物のながい運用をと考えた時に、仮設足場も、ときに大切な役割を担い、窮地を救ってくれる欠かせない存在ともなります。

つい、人は将来の利益よりも、今の利益を優先しがちです。
ですが、不動産資産では、いずれどうされるにせよ、中長期的な視点から考えて判断ができるオーナー様が、やはり、うまく運用されているように感じています。

 

ではまた。