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タイル引張試験について 2021年8月25日

2021.08.25

皆様こんにちは!

現調積算課の和田です。

お盆休みも終わり、また頑張っていこうと思いますが、ここにきて新型コロナウイルスの感染が拡大しているようです。

色々と不安になることも多いですが、一人一人がしっかり前を向いて出来ることをやっていきましょう!

以前のブログ(←こちらをクリック)で、タイルの建物とその調査についてお話ししましたが、タイルの調査方法はその中でご説明した打診検査以外にも、機械を使った引っ張り検査というものがあります。

タイルと同じ大きさの金属製のプレート状のアタッチメントをタイルに接着します。

中心部分がネジ穴式になっておりその部分に引っ張り試験機を固定

試験機で少しずつ引っ張る力を加えていき、タイルが剥がれた時点で試験機に表示されている数値を計測、その数値が大きいほどタイルが下地に強固に接着されているという事になります。(国土交通省の基準値は0.4N/m㎡となります。)

上記の写真は5739Nとなります。タイル一枚45mm×95mmなので5739N÷4275m㎡=1.34N/m㎡となります。

よって、国土交通省の基準値0.4N/m㎡ に対して1.34N/m㎡ になる為、接着強度が高いと判別出来ます。

タイルの接着力は目視だけでは確認できませんが、このような機械を使い試験することで実際の接着強度を数値化し判別することが出来ます。

是非、ご相談下さい!