施工管理の基準　－2017年6月13日

安全品質管理課　岩井です。

スリーヴイホームは、建物の改修工事と不動産の売買、仲介が中心の会社です。

改修工事を行う際には施工課が中心となって工事を管理し、進めていきますが、その際には、グループ内共通の総合管理基準書があり、それを基準として管理を行ってきました。

しかしながら、今までの総合管理基準書は、どちらかというと大規模改修を対象とした内容となっており、スリーヴイホームで行っている改修工事と合致しない部分も少なからずありましたので、スリーヴイホームの業務により合ったものを作ろうということになったのが、昨年の年明けの頃。

その後、どんな内容にするのかの検討を1年以上に亘って進め、それからさらに編集作業等を経て、ようやく先日の社員総会の場でお披露目となりました。

今回の管理基準書を作る際のコンセプトとして、

「事務でも分かる管理基準書」

を合言葉に、普段工事にはあまり携わらない営業社員はもちろん、全く携わらない事務社員にも分かりやすいものにしよう、ということで進めてきました。

前回までの基準書と比べますと、内容的にも各工種の一般的な工法も掲載し、図解も多く取り入れたことで、目で見て分かりやすいものになっているかと思います。

私も内容を検討するメンバーの一員として、ここまでの形になったことは非常に感慨深いものがあります。

ただ、この基準書の完成、大変喜ばしいことではありますが、決してゴールではありません。

この基準書を利用して施工管理のレベルを上げ、より安全に、より品質の高い工事を、計画通りの工期で行っていくためのスタートでしかないのです。

この管理基準書を大いに活用し、会社全体のさらなるレベルアップに繋げ、全てのお客様にご満足いただけるようにしたいと思います。