石張り仕上げの外壁への壁つなぎについて
2023.05.05
施工課の江波戸です。
最近は初夏を思わすような暖かい?暑い?日が続いております。
気象庁によると平年の梅雨入りは6月7日だそうです。
ということは晴天で気持ちの良い日が続くのはあと1ヶ月ほどです。
貴重な晴れの日を皆さんも有効に活用して下さい!
さて今回取り上げる工事は、「石張り仕上げの外壁への壁つなぎ」についてです。
このタイトルを見ただけでは、何のことやらと思っている方もいらっしゃる
と思いますが、改修工事の際は非常に重要な役目を持ってきます。是非この後も読んでくださいね。
RC構造の建物の場合、仮設足場を保持する為に『壁つなぎ』を設置する必要があります。
しかし今回は、外壁が石張り仕上げの為、通常の方法で行うRCアンカーが打ち込めず壁つなぎを設置できません。
その為に今回採用したのは、特殊な工具を用い無振動ドリルで石に綺麗な穴を開ける工法です。
その穴を利用してRCアンカーを打ち込み、壁つなぎを設置します。
これで壁つなぎと仮設足場を固定し安全に維持することができます。
その後、無事修繕工事が終わり仮設足場を解体します。
この時、当然ながら石に開けた穴を戻さなくてはなりません。
ここで使用するのが、同じ色柄の石のキャップです。
壁つなぎを撤去した穴に石のキャップを嵌め込みます。
別の箇所もご覧ください。
見てわかるように肉眼ではほとんど分からないほどになりました!
これであれば見映えの問題も解決できるので、非常に良い仕上がりとなります。
さきほども少し冒頭で触れましたが、これから雨のシーズンとなります。
今、雨漏りが気になっているオーナー様もいらっしゃると思います。早めの対応がオーナー様の
大事な資産を守ることに繋がると思います。何か気になることがございましたら、
オーナー様のお役に立てる自信がございますので、是非当社までご相談ください!!