【ひび割れって色々あるのね( ˘ω˘ )】
2023.11.23
いつも当ブログをご覧頂きありがとうございます。
最近ウイスキーの沼にハマりつつあるメンテナンス課の堰合です。
ウイスキーは産地、蒸留所、熟成の期間等で味や香りが違うので色々と買い漁ってしまうんですよね・・・
先日も妻にもう置く場所が無いと怒られてしまいました!でもめげません(笑)
さてさて、今回は色々な現場のひび割れについて情報をお伝えできればと思います。
【事例1】
こちらはサイディング目地のひび割れです。進行するとシーリングの破断が起こります。
原因はシーリングが劣化して硬くなってしまった時に起こる場合や、サイディングボードの変形等により発生する場合が有ります。
上記の写真は若干ですが左側の外壁が手前に飛び出してきています。その影響で目地のシーリングに負荷がかかっていると考えられます。次回のお手入れは外壁の張り替えや上から外壁をカバーする改修方法がお勧めです。
【事例2】
幕板ボードが割れています。こちらはボードを止めている釘の周りに負荷がかかり周囲が割れたのでしょう。
ボード継ぎ目のシーリングも破断しかけているので、より挙動の影響を受けてしまっていると思われます。
こちらも幕板ボードは交換するのがベターです。
【事例3】
ALCにひび割れが有りました。ぱっと見は大したこと無さそうですが・・・
少し削ると大きなひび割れでした。深い所までひび割れが有るのが分かります。
シーリングで埋めた後の状態。最初の状態でシーリングを被せても表面的にしかシーリングが入らず、すぐに再発します。
敢えて溝を深くすることでシーリングを多く充填出来、割れの再発予防が出来ます。仕上がりは外壁のパターンに極力近づける事も可能です。※上の写真はシーリングの上に塗装を行っただけの状態です。
【事例4】
こちらもALCの外壁ですが、ひび割れが有ります。この真下で異常が発生していました。
塗装が膨れ、水が出ています。土台と外壁の間に切り込みを入れると・・・
水が大量に出てきました!恐らく上のひび割れから入ってしまったと考えられます。こちらは現在対応中の現場です。
このように、見た目でちょっとしたひび割れであっても内部ではかなり進行していたり、漏水の原因となったりするので早目に対処する必要がある場合が有ります。また、原因を正しく見つけられないと意味のない工事を行う事にもなりかねないのでしっかりとした調査が必要です。
当社では提案前の調査を確実に行い、建物にとって最適な施工を提案いたしますのでお気軽にご相談ください。年代物のウイスキーのように熟練したスタッフがあなたをお待ちしております。
(^ω^)うまいこと言った!
次回のブログもお楽しみに!!