道路と接道義務 -2022年4月7日
2022.04.07
お久しぶりです。不動産部の本多です。4月は新たな始まりの季節です。新入社員の方や新たな部署に配属になる方も多く、環境が大きく変わります。気持ちを一新する方も多いのではないでしょうか。
さて、以前のブログで狭い道路に接している敷地に建物を建てる時には4m未満の道路だと道路の中心部から2mの所まで、道路として提供しなければいけない「セットバック」の話をさせていただきました。
今回は、「接道義務」について、お話をさせていただきます。
建物を建てる時には、道路の幅員(広さ)だけでなく、敷地が道路に2m以上接しているかという「接道義務」があります。これは防災上や普段の交通の便を考えてのものです。(注:都市計画区域・準都市計画区域内で地方公共団体の条例を含みません)
これから土地を購入しようと検討している方だけでなく、中古の戸建や中古のアパート等の購入を検討されている方も注意が必要です。
実は「接道義務」を果たしていない古屋が建っている物件もよくあるのです。
この場合は再建築不可の物件となります。つまり、昔の基準では建てられたが、現在の基準では新しく建物を建てることが出来ないのです。
どうして、このような物件が売りに出されているか? 購入する人はいるのか? 不思議に思う方もいらっしゃると思いますが、意外にも購入する方も多いです。
今ある古屋を建て替えることは出来ませんが、リフォームをすることは出来ます。
リフォームをして住む方もいれば、アパート等はリフォームして賃貸で貸し続け、収益を上げることも出来ます。実はこれが掘り出し物件に大化けすることもあるのです。
私どもの仕事は、不動産売買とリフォーム両方が得意な会社の利点を生かし、一つ一つの物件を最大限有効活用する提案をすることです。
これからも売主様、買主様に「安心」と「利益」を与えられるよう、身を引き締めて頑張ります!!
今週のお薦め物件はコチラ↓↓↓
【アンビション栗山】
■JR総武本線「四街道」駅 徒歩19分
■築年数 平成17年8月
■総戸数 8戸
■軽量鉄骨造スレート葺2階建
■土地面積 545.00㎡(公衆道路分 8.01㎡有) 建物面積 342.68㎡
■価格 5,900万円
■表面利回り 6.96% 年間想定賃料収入 4,111,104円
■外壁改修工事付き
その他、詳細はお気軽にお問い合わせください。