大規模修繕工事の着工前準備

皆さんこんにちわ(‘◇’)ゞ現調積算課の松田です。
近頃は連日雨模様でスカッとしませんでしたが、海の向こうで大谷選手が日本人最多となるシーズン32本塁打を達成！！大谷選手
ジメジメした日本を明るくしてくれてありがとう(*’▽’)

さて今回は大規模修繕工事における着工前準備についてお話させていただきます(=ﾟωﾟ)ﾉ

まず今回の物件はRC造　地上7階建て　延べ面積3000㎡以上という規模であり
【労働安全衛生法第88条第1項および第2項、安全衛生規則第86条.第88条の規定により、足場の高さが10ｍ以上で組立から解体までが60日以上の場合は、設置工事開始の30日前までに所轄の労働基準監督署長に届けなければならない】
上記の条件に当てはまる為、労働基準監督署に機械等設置届の提出が必要となります。

用意しなければならないものを簡単に紹介すると

・機械等設置届の申請書
・工程表
・配置図兼平面図
・立面図（4面）
・構造計算書
が必要になります

着工前30日前までに申請書類提出する必要があります、いつもは頼れる先輩方や当社管理建築士が作成するのですが今回は自分が申請書類作成を任されることになりました。

作成を遅れると工事着手も遅れてしまう為責任が重大です。
なかでも一番苦戦したのは『構造計算書』(>_<)
計算書とは何かと言うと仮設足場の強度計算。今回は足場1本辺りの最大許容値を固定荷重と積載荷重が超えていないかを求めなければいけません。
これには相当悩まされました。色々な資料等調べてみたもののいまいち理解ができない。
そんな状況を見かねて、手を差し伸べてくださったのはスリーヴイグループの技術顧問でした。

サッと参考になる資料、考え方のポイントをミッチリと教えをいただました。中でも『絵を書いて考えてみる』これを実践してみた所
途中までの数量間違いに気づけたり、一本辺りにかかる荷重が分かりやすくなり、無事に作りあげる事ができました。

そして労働基準監督署に提出しても訂正箇所はほとんどなく許可していただきました(´;ω;`)
答えを教えて頂くのではなく、ヒントを出してもらい自分で考えて答える事で成長できる機会を与えて頂きました。ありがとうございました！

これからもできる事をドンドン増やして新しい事にチャレンジし高みを目指していきたいと思います(‘◇’)ゞ