非常に大切な役所物件調査 ー2021年9月28日
2021.09.28
お久しぶりです。不動産部の本多です。夏の暑さが雨ごとに和らいでいく中、いかがお過ごしでしょうか。
今回は、弊社で不動産売却の依頼を受けた際に、行っている役所の調査についてお話をします。
何を調べているのかというと、建物敷地と接している道路が何mあるのかや道路の種類を調べたり、上下水道の埋設管の状況を調べたりしています。
これは、物件の周辺状況を調べて、現在の法律でも再建築が可能かどうかの確認や、上水道と下水道の本管と呼ばれる太い管が道路の下にあるのかどうかの確認をします。
現状を確認することで、建物土地の評価が大きく変わります。
特に道路の幅は道幅が狭いと再建築するときに道路の中心から2m下がった所まで道路として提供しないといけなくなり、現状よりも建物を建てられる有効面積が減少します。
井戸等を使用しているところもあり、その場合は井戸が使用できるのかの調査や、使用できる場合でもポンプを設置したり、井戸を使用しない場合は水道管から建物への引込する工事もしなければいけなくなります。また、下水は浄化槽を使用していたり、本下水を使用しているなどいろいろな不動産もございます。
このような調査は宅建業法第35条に規定されている「重要事項説明」に必要な情報の一部であり、不動産の売買をする上で、とても重要な情報になります。
このように不動産売買は、大きな金額が動く買い物になりますので、より細かい正確な情報が必要になります。何かしらの不備があったり、問題があったりすると後で大きなトラブルになるかもしれません。それを防ぐために現地や役所に行き、確認調査を徹底しています!
当たり前の事ですが調査を徹底することで、買主様にも売主様にも安心して取引をしていただくことが出来ます。
重大な仕事なのでこれからも身を引きしめて頑張ります!!
今週のお薦め物件はコチラ↓↓↓
【メルベーユ東郷】
■JR外房線「茂原」駅 徒歩19分
■築年数 平成10年2月
■総戸数 6戸
■軽量鉄骨造スレート葺2階建
■土地面積 446.05㎡ 建物面積 315.08㎡
■価格 2,650万円
■表面利回り 12.11% 年間想定賃料収入 3,210,000円
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