AED -2016年11月22日
2016.11.22
安全・品質管理の岩井です。
今日はタイトル通り、AEDについてです。
AEDは日本語だと「自動体外式除細動器」となるそうなんですが、日本語の方がより分かりにくい感じがしますね。
最近はAEDを設置しているところも多くなってきたので、皆さんも目にしたことがあると思います。
このAED、どんなところに設置してあるのか改めて確認してみました。
・市役所、公民館などの公共施設
・警察署、交番
・小、中学校、高校や幼稚園、保育園
・駅(JRは主要駅に、京成電鉄はなんと全駅に設置しているそうです)
・銀行
・デパート、ショッピングモールなどの大型商業施設
・映画館、劇場、ホール
・ホテル
・グループホームなどの介護施設
・病院、医院、診療所
・ドラッグストア(全部ではないようですが)
・スポーツクラブなどの運動施設
・カーディーラー
・スリーヴイホーム千葉店 などなど
上記のように、駅の近くであれば設置しているところも多いのですが、駅から離れるとかなり限定されてしまいます。駅から離れた現場に行くときなどは、あらかじめ設置している場所を確認しておくと良いですね。意外とコンビニエンスストアには設置されていないので、注意が必要かもしれません。
次に、このAEDの使い方は皆さんご存知ですか?
私は地元・成田市の消防団に所属しているので、その活動の一環で普通救命講習を何度か受講したことがありますが、社内ではほとんど使い方を知っている人がいないということで、AEDの使用法やそれに伴って行う胸骨圧迫(いわゆる心臓マッサージ)のやり方の講習を行いました。
救急車が通報してから現場に到着するまでの時間は全国平均で約8分だそうですが、仮に心臓と呼吸が止まった状態が8分間続いたとすると、命が助かる確率は10%以下です。
でも、救命処置を行った場合はこの確率が20%くらいまで上がるそうです。緊急事態が発生したとき、すぐ近くにいる人が使えれば家族や同僚の命を救えるかもしれないのです。
ただ、私の説明だけでは実際に使用するのは難しいと思いますので、今後、工事に携わる社員を中心に普通救命講習を受講する予定です。また、私も安全の責任者ということで、さらに詳しい内容の上級救命講習を近々受講する予定にしています。
AEDは特別な人が使うものではなく、むしろ一般の人が使うものです。これらの講習は消防署などで無料で行っていますので、まだ受講したことのない方はぜひ一度受講されることをお勧めします。